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【つじけいさん】押し入れの掃除

トレーニング生、つじけいさんのブログからの転載です。

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はっさくな日々。
押し入れの掃除


最近、掃除の先生がうちにきます。
そうです、掃除を習っています。


10年ほど前に同居。

義父母の荷物はもちろん
我々の同居前になくなったおばあちゃんの荷物も
押し入れいっぱい、タンス満タン3本。
夫兄弟の勉強机、教科書、莫大なプラモ・・・

すべて丁重にそのままになっておりました。

はたきをかけると煙草のやにがほこりにからんだ、
ねばねばの真っ黒な物体が大量にふってきました。
窒息しかけました。
真っ黒くろすけは実在したのでした。

わたし、かたずけめちゃめちゃ苦手なのです。
しかしながら必要に迫られ、相当がんばってまいりました。

でもいつまでたってもきれいにならないならないならないのよ~・・・。

3年前、なんかいろいろ煮詰まったときがありました。

これはなんとかせねばと
自分の中で最も差し迫った問題について
作品をつくろうと思いました。

選ばれたテーマは「掃除」。
やはり。

「わたしはそうじがきらい」という紙芝居をつくりました。
「きらい」といいきってしまうのはすがすがしかった。
仕上がりもかなりあほあほで癒されました。

でも。
根本的な解決はされていない。。。
解決するには、たぶん私が
「すてられる女」にならないといけない。

タンスを5本,勉強机,服、雑貨・・・
こころを鬼にして死ぬほどすてました。

しかしながら人数も増加。
本を買うばかりですてない夫に子ども三人。
その4倍でなく4乗で荷物が増える。

わたしはというとこんなんとか
t02200165_0318023812013116556.jpg

こんなんとか
無題
(スーパースパイゲーム!!ぐっとくるネーミング。
紙のコマに「ピストル」や「手りゅう弾」がある)

大好きなんです。
こういうものは、目ざとくすぐみつけてしまう。

時計とか、小物などのシブシブお宝も、うちには満載。

そんなん誰がすてます?

さらに思い出の品に弱い。
絵とか工作(親子二代)、ハガキ・手紙(親子三代)、
超古い写真や明治生まれのおばあちゃんが
いちいち新聞でくるんでひもで縛って
それにつけている丁寧な手書きの荷札とか・・・


私には才能がない。
掃除なんて、捨てるなんて無理や。
なんぼやってもむだや。もうあかん。。。

そのとき、このインテリアオーガナイザー
Hさんに出会った。
Hさんはもと、かたずけられない女。

さすがは体験者、Hさんは
こんな私にも無理にすてさせない。

「自分で「いる」と思ったら、
他人にはどんながらくたでも捨てなくていいです。
まだ捨てられないというものも保留箱に保留しておきましょう。
でもいらないものは、
「今までありがとう」と感謝して捨ててください。」

「感謝して捨てる」。

目からうろこだった。

「捨てる」。
これは私にとってはすごく暴力的なことだったのだ、とはじめてわかった。
「見捨てる」に等しい。


包装紙からひもから何もかも残していた昭和一けたの実母は
私にいつも、10歳年上の兄の同級生女子のお古をきせた。

チェッカーズがはやりマリンルック全盛のおり、
むらさきのべっちんベルボトムをはいて登校。

そのよさは小学生の私にはまだ理解できなかった。。。

「もったいない」精神はこの母から
色濃く受け継いでいるのだと思う。

だから「捨てる」ことはつらい。
悪いことをしてる気がする。

ゴミ箱に乱暴に放り込まなくてはならない。
きもちもなにもかも切りすてて。
だからすてるものは目で見ない。みれない。そんな感じ。

「ありがとうございました」っていうなんて。

新しい。それいい。
投げ捨てないで丁寧にちゃんと目を合わせて捨てよう。



寝室の押し入れをHさんとチェックした。

押し入れに入っているすべてのものをだし
いるものといらないものとをわける。

「まずは戸ブクロ(押し入れの上のところ)をやりましょか。」

えー!そこも!
ずいぶん昔掃除した気がするけど。
あれから一度もあけたことない。

出土されたのは
手芸好きの義母の大量の毛糸、
ほこりまみれの大きめの箱たち。
ずっと前において(かくして?)忘れていた。

義母は寝たきりなので編み物ができない。
私は単純に編み物ができない。

でもその時、サラの大量の毛糸を捨てられなかったのだと思う。
しかし。
こんなにやっぱりいらん。

ふといい考えが思いついた。
東北に支援物資を送っている友人に電話しよう。
むこうの人で手芸をして販売するって確かいってた。

電話すると「今からとりにいくわ」とすぐきてくれた。

さようなら~がんばれよ~。
毛糸はきもちよく去っていった。


ほこりまみれの箱たち。
古い新聞に丁寧につつまれ、ひもで縛られている。
おばあちゃんの字で節句人形と書かれた荷札がついていた。

乾いた古い紙に、虫が走っている。
かなりあけたくない。

おそるおそるあけると、かぶとと侍の人形と鯉のぼりが。
かぶとと人形はきれいだった。飾りはかなり古くてぼろい。色あせている。
しぶいというにもギリギリな感じ。
しかし中に敷かれた広告は70年代のもの。
超私好みの内容に目を奪われた。
鯉のぼりはすげー立体魚型になっている!!すてき!!

これはようすてん。。。

とりあえず、まだ5月(5日はすぎていたけど)だったので
人形たちを玄関にだしてみた。

夫が帰ってくると
「おれらのや!」
とかなりハイな大きな声でいった。
いつもおちょぼ口で小さい声やのに。以外なリアクションだった。

子どもはもちろん喜んでいた。鯉のぼりを振り回して困ったが。

みどり師匠がよく、
「手放したくない習慣はもっていたらいい。
習慣を本当に「手放そう」と心から思えた時には
からだは自然に変わっていきます。」

なんかそれを思い出した。

すてなくても
いつもと違うやり方を選んだら、ほんまになんか変わるんやなあ。



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