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【つじけいさん】押し入れの掃除その2

トレーニング生、つじけいさんのブログからの転載です。

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はっさくな日々。
押し入れの掃除その2


整理するところに入っているものを全部一度にだす。
それをいるものといらないものにわけ、かたずける。
というのが掃除の達人Hさんたちのやり方。

これがなかなかつらい。

なにもそんなんまでださんでも。
それは奥にかくしてるんです。
それもみるんですか。。。

「あなたはこんな人です」っていわれてるみたい。
「いやいやそれはなにかのまちがいで」といいたい。
しかし現実が目の前に。。。
あ~自分と向き合いたくないのよ~

いるものといらないものは必ず私がチェック。
Hさんはかたずけてくれるけど、選別はしない。
どんなにくだらんものでも、わたしが「いります」
といったら「わかりました」というだけで説教したりしない。

私にはすてられない、
おもちゃのパンダの入ってた箱の表紙とか、
また引き出しの奥底にしまおうとしたりすると
「じゃあ飾りましょう。」と台所に飾ってくれたりする。


同じものは同じ場所に集める。

いつかなにかをつくろうと、おいている山盛りの布(古着)。
私自身も「いつすんねん」と実は心のどこかでつっこんでいる。
でもすてられない。

それは1階にも2階にもいろんなところにあった。

集められたその布たち、段ボール10箱。
山盛りは知っていたけどまさかほんものの山ができるとは。

さすがの私も「こんなにいらんやろ。」と思う。
そして選別の決意。

あまりの量、しかも選ぶの難しい。頭がとお~くなる。
「もうええわ。勘弁してください」といいたい。
でもHさんの手前もあり、なんとかやる。
選別にへとへとになっている横で、Hさんがかたずけていく。
すると。
最後にはちょっとすっきりしてる。

爆発的な変化はそんなにない。
でもちょっとずつすっきりしていく。

なんかアレクサンダーっぽい。


先日みどり師匠がこんなことをいっていた。
レッスンに来はるドイツ人の人の話。

その人は自分のすきでない習慣を見つけた時、
まえは、あーまたやってしまった、と思っていたらしい。
「最近はそういう時『なるほど~』って思うようになりました」
とリュウチョウな日本語で語っていたと。

わたしも山盛りの布をみて『なるほど~』って思うか。。。


押し入れの布団をチェックした。

うちは泊まり客も多く
「布団はよくチェックしてるし、すてるのなんかないわ」
と思っていた。

しかし。

山盛りのシーツ。
山盛りのうすよごれた古い布団。

そういえば、お客さんに布団をだす時、
いつもブルーになりながら
シーツで何とかごまかしていたことを思い出した。

シーツたちの中には
おばあちゃんがヘタウマ丁寧につぎを当てた力作も数々ある。
黄ばんでつかわないのだけれど、
私には捨てられない。

でもどう考えても多すぎるシーツ。

結局、力作つぎ当てシーツは
だんだんにぼろ布にすることに決めた。

「そうじでつかわせてもらいます。
ありがとう。」

それでも多すぎるので、ぼろ布を使う、
義母がよく行く病院にももっていくことにした。

有効活用やん。
ちょっといい気分。

布団の中にも
おばあちゃんがおそらく自分で打ち直したと思われる、
しぶい布団が数々あった。

布団もちょっと多すぎる。
でもおばあちゃんのは捨てられない。
薄ぎたない布団の数々。
いまはやりの「ときめき」がほしい。

どうするべきか。

ふと
商店街にある「いとうてるふとん店」の広告がうかんだ。
「布団打ち直しキャンペーン」。

私は真わた布団が好きだ。

昔、友達の家にいったとき、
ふかふかの真綿布団に寝かしてもらった。
めちゃめちゃきもちよかった。

彼女は一人暮らしだったのに。
おもてなし感いっぱいだった。

あんなんいいなあ。
あれはたぶん、打ち直した布団やったなあ。。。
実家からもってきたんかなあ。
そんなことを思い出した。


「いとうてるふとん店」、電話しよう。

すると。
できる布団かどうか今日見に来てくれる、と。

すごい。やっぱすぐに行動せなあかん。
行動したらええことあるわ。


軽くて手軽なので使っていたけど、
あんまり好きでないスポンジのぼろい布団たち。

真綿布団のことを思い出したら
この質感はもう必要ないように思った。
この人たちにお別れしよう。

「今までお世話になりました。」
ちゃんと目もあわせた。

なんかすがすがしい。

もう一枚悩ましいものがあった。
結婚した時にうちの実父がくれた、上等な羊毛のふとん。
上等といえど、月日が経ち、しかもかなり破けている。

少し破けたところを子どもに手を、ネコに前足をつっこまれ、
おまけに私もあやまって足を入れてしまった。
相当な破けよう。なおすにはかなり根性がいる。

すてるか否か。


ふとん店の、たぶんいとうてるさんらしき人がやってきた。
うすよごれたふとんを見せるのは、ちょっとはずかしかった。

いとうてるさんは何気ない顔で
「ちょっとやぶかせてもらいますね」とボールペンで布団を破る。

ちょっっとちょっと!!あかんかったらどないすんの!
と思うがいえない。

「いいわたですね。」
とにっこりうれしそうにいとうてるさんがいった。


いいわたわたわた。いいわたわたわた。いいわたわたわた。いいわたわたわた。。


あ~なんていい響き。
あの薄汚れた布団が「いいわた」だなんて。

この10年あまりの掃除を、
私の今までの選択を、
グッドジョブ!!ナイスチョイス!!っていってくれた感じがした。

変でもいいのだ!私にしかできない選択があるのだ!
おばあちゃんありがとう!!
すてないでよかったって心から思います!

おかしいけど、ちょっと泣きそうだった。


いとうてるさんに打ち直しをお願いした。
うきうきで二階に戻ると、
忘れてた。。。羊毛布団。

よく見るとネコが2匹、仲良く気持ち良さそうに寝ている。
あんまり気持ち良さそうなので
羊毛布団は、ねこにあげることにした。

なんかいい感じ、つづいてるわ~。


しばらくして戻ってきた布団たち。
思わず目を疑った。

もうそれはそれはふっかふか。

あの薄ぎたなかった布団が。
これこそ魅惑の変身。

子どもたちはおおはしゃぎで
いきなり布団の上にジャンプしている。
おおいそぎでかたずける私。

今度はほんとに大切にしよう。
もし穴があいたら、すぐに埋めよう。
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