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【あつこさん】5分間のちから

トレーニング生、あつこさんのブログからの転載です。

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子どもアトリエ×アレクサンダー・テクニーク 風光景
5分間のちから


子どもアトリエで、5分間スケッチをしました。

5分間で、スケッチする。

5分間で、おおわくをつかむ。

5分間で、細かなところをみてとる。

5分間で、発見する。





そう、5分間は、みじかくて、ながくて

濃やかなじかん。


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もちろん、色を重ねたり、ぜんたいとして一枚の絵になっていくには

まだまだ、じかんがかさなってゆきます。

でも、最初の5分。

はじまりの5分、なにをみとったか。

どんなことに気がついたか。

おおわくとして、どんなふうなのか。

そんなこんなが たくさん たくさんの 5分が、

ぜんたいとしての1枚の絵の 雰囲気だったり

空気感だったり、 存在感だったり ということに

思いがけないほど つながっていることがあります。


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「5分間でかいてみよう」 そういうと

子どもたちはたいてい「えーっ」といいます。

しかし、きらりと瞳を切り替えるかのごとく

集中してくれます。

そうして、おわってみると

「5分でこんなところまで かけるんだねぇ」という

わたしたちのことばに

まんざらでもない 表情なのです。


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モディリアーニ風。

ひとをよくみつめると、モディリアーニと共有されるような眼-描き方になっても

不思議ではないのかもしれません。



最初の5分間、ではありませんが、

アレクサンダー・テクニークでも はじまりに全体をみる ということは

とても重要なことです。

たとえば「腰が痛いんです」と腰をさすりながら話す方の いったいどこを

なにを

どんなふうに アレクサンダー教師はみるのか?

「腰が痛いんですね」といって 部位としての腰 だけを 注視して

また 腰だけにワークする

それでは、 アレクサンダー・テクニークではない と わたしは思います。

とはいえ、まだまだ修業中のわたしの習慣的な反応は、

「腰がいたいんですね!」と そこだけを みてしまうのですが。



そのひとぜんたいを

わたしぜんたいで みましょう



それがアレクサンダー教師の 眼 です。 


そのような眼をもってワークするとき、
わたしの先生・新海みどり先生のメタファーでは、

このようです。


ひとつの窓をあけます

そうすると つぎの窓をあけたら 風通しがもっとよくなる

 そのむこうのおへやの 窓もあけたら どうだろう

 あちらの窓もあけたら どうだろう

おうちぜんたいに 風がゆきわたるでしょう ふきぬけるでしょう



ここで言う「窓」は、「腰が痛い」というひとの「腰」かもしれないし、

気がついていないからだの他のどこかかもしれないのですが、

アレクサンダー・テクニークは ある窓や扉を 入り口として

ほかのあらゆる窓や扉が ひらいて 全体にここちよい風がとおりぬけてゆく

そのようなワークだと、

わたしは教わりました。





子どもたちの5分間スケッチ。

5分間、というひとつを扉や窓として、

ぜんたいに きもちのいい 風がふきぬけてゆくじかんが

つづいてゆくといいな と

思います。 


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