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【あつこさん】目蓋とアンコール

トレーニング生、あつこさんのブログからの転載です。

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子どもアトリエ×アレクサンダー・テクニーク 風光景
目蓋とアンコール



ここのところ、コンピュータが使えなかった。

それには幾つかの事情があった。

それはさておき。


ひさしぶりにコンピュータに向かう。

恐ろしく仕事がたまっている。

複数の、いろんなレヴェルの仕事。


返信しなければならないメール(複数)。

完成させなければないらない仕事(複数)。

「しなければならない」

はっきり言って、見たくない。


でも。

アレクサンダー・テクニークのクラスではこんなことを幾度もきく。

「ねばならない、をやめてみましょう」「する、と決めるだけ」

でも、わたしはひとりだと、どっぷり日常だと、「今は…したくない」と眠っちゃう。

これはわたしがアレクサンダーをはじめたひとつの理由になるくらいのかつてからの大問題。


眠ってしまう。

これは事実で、わたしは、じっさい眠ってしまう。

目蓋が、今日という日に はやばやと幕を下ろす。

まぶた、目蓋。

みたくないものに、蓋をする。

「疲れてるんだもーん」「眠い気がする」「もうオヤスミ…」

そうして、仕事はそのままになり、わたしは現実から消える。

それを、わたしは繰り返して来た。


そろそろ。今日という日の舞台に、アンコールがかかってもいいのじゃないかしらと思う。

もういちど、幕が上がって、拍手を聴きながら、歌ったり踊ったりしてみてもいいのじゃないかしら。


今は午前中で、夜ではないけれど、やってみる。

アンコールのためには、昨日のクラスであらためてやったface顔のワークが手助けしてくれるだろう。

目のはいっている眼窩の縁取りを、ていねいに、一歩ずつ。

頬骨をたどる、一歩ずつ。

咬筋(頬骨からあごの骨にかけての筋肉)をたどる、一歩ずつ。

それから、

目の表面からでなく、視神経が結ばれている先、画像を映す視床下部からみること。

(手をあたまの後頭部にあてたら大体そのあたりが視床下部

そして。

視覚からだけでなく、味覚・触覚・嗅覚・聴覚といった五感のほかの感覚もいっしょに、

わたしがこのにんじん葉をみたなら。

目蓋がするすると、いつのまにか、あがる。自然のうちに。

「あけなければ」「しごとをしなければ!」と、ぎゅうぎゅうと幕のひもをひいてもあがらないのに。

するすると、幕は上がった。

あつこさん
小さな にんじん島。

にんじんのヘタから生えた葉っぱ、じゃなくて。

ぐるりとひとめぐり、小さなちいさな島にみえた。


目蓋の幕があがると、あたらしい世界のアンコールがあるかもしれない。

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