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【つTOMさん】あくてぃぶりすにんぐ・・その2

トレーニング生、つTOMさんのブログからの転載です。

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つTOMのブログ
あくてぃぶりすにんぐ・・その2


「頭が割れそうに痛かったの。それでね夜勤の看護師さんが酸素を吸わせてくれて(痛みが)止まったの」と大声でご報告があった。

同室の患者さんによると今朝からずっと、テープレコーダのように繰り返し誰かれなく報告しているとのこと。彼女のリハビリ開始時間は10時からなので、3時間以上このテープレコーダが再生されていることになる。

84歳になる彼女は耳が遠いため、いつも大きな声で話す。

リハビリで部屋を出て行く時には、同室の患者さん達に車椅子に座って投げキッスを送る。
看護師さんや白衣姿の職員にすれちがうたびに大声でご挨拶をする。
エレベーターにベッドに寝かされた子供が入ってくると、かわいそうと涙する。

いつも天真爛漫に振る舞って、彼女の周りは微笑みが絶えない。「暗く生きてもしょうがないから明るく生きるのと人生哲学を語ってくれた彼女の病状は軽くはなく、むしろ深刻。しかし、それを感じさせない所がすごいと思う。
車椅子に乗り移る準備ができて、ベッドの端に彼女が座った。
「頭が割れそうに痛かったの。それでね夜勤の看護師さんが酸素を吸わせてくれて(痛みが)止まったの」と再び報告してくれた。

私は彼女の頭を両手でつかんで、ニホンザルが蚤取りをするように彼女の髪の毛をかき分けてくまなく観察した。
それから彼女の耳元で「大丈夫!頭は割れていないと大きな声で告げた。
「夜勤の看護師さんの処置がよかったんやね」とも伝えると、彼女は満足そうに頷いて笑顔をみせてくれた。それ以降彼女のテープの再生は止まった。
相手の言葉を繰り返して言うことだけではなく、これも「あくてぃぶりすにんぐ」かもと思った。



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