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【ティティさん】コラム

トレーニング生、ティティさんのブログからの転載です。

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我他彼此(ガタヒシ)日記
コラム


                       「鼻孔正しければ則ち、一切皆正し」(『道元禅師語録』より)

 最近『からだ』に興味があるんです。そこで、今回は「『からだ』と『こころ』の関係」について、日頃思っていることを述べてみようと思います。

 カウンセリングの学習を通じて、私が実感したことは『からだが開けば、こころが開く』ということです。自分の気持ちの深いところを相手に話そうとしたり、また、反対に相手の深い思いを聞こうとすることは、緊張の連続です。精神的にも身体的にも力が入っているのでどっと疲れます。ある勉強会で首が痛くなり、休憩中、大先輩のオバ様に相談したら、「ちょっと仰向けになって」と言われ、首や後頭部を手で触れてもらいました。確か「あなた自身で頭を持ち上げようとしなくていいのよ、床に全部預けて」みたいなことを言われたような気がする。5分ぐらいだったと思いますが、首がすっとし、背中が広がった感じがありました。休憩後のトレーニングで、相手の人の言葉が自然に耳に入ってきたり、自分の気持ちが素直に言えたような気がしました。学習後の振り返りで「からだが楽になることによって、自分の心の中の動きが以前よりも見えてきたように思う。そして、楽に聞いたり、話せている自分に気づきました」と感想を述べました。
 
 そのことがきっかけとなって、「からだ」と「こころ」(気持ち)の関係に興味を持つようになりました。禅では「即心」といって、いきなり?心を取り扱ってしまいますが、直接「心」にアプローチするのはとても難しいことです。  

 そこで我が宗門には、すばらしいことに「坐禅」があります。坐禅は「調身」「調息」「調心」の行法といって「まず身を調え、次に呼吸を調え、最終的に心を調える」というプロセスと捉えられる一面もあります。強引ですが簡単に言ったら、「ちゃんと身を調えたならば、呼吸も心も自然に調ってしまう」のです。
 逸山禅師という方も

「坐禅の法は、着坐まず坐相を正さんことを要す、坐相正しければ心またこれに従う」

と言っておられます。そうすると『正しい坐相』というものが気になり始めますが、いったいその『正しい』とは、『ちゃんと』とは、どういうことなのでしょうか?

 私はこの赤肉団(しゃにくだん…ぴちぴちと生きている我が肉体)で、それを実証していきたいと思っています。「よかったら、皆さんも自身の赤肉団で試してみませんか!」

「あなたの鼻の孔はどこにありますか?」
「それはどんなことをしていますか?」

「だれでも正しくありたいと思う。しかし自分で正しいと思っていることが
正しいかどうか、だれも立ち止まって考えない」 
(F・M・アレクサンダー)


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