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【あつこさん】未整理の声

トレーニング生、あつこさんのブログからの転載です。

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子どもアトリエ×アレクサンダー・テクニーク 風光景
未整理の声


昨日はアレクサンダー・アライアンス・京都校の先輩、納谷衣美さんの声のワークショップでした。

そもそも、わたしは声のことには自信がない。

じぶんでも、どの声が自分の声なんだろう?と思うことがある。



アトリエで子どもたちとお話ししているときの声。

耳の遠いわたしのおばあちゃんと話しているときの声。

無口なおじいちゃんに話しかけるときの声。

展覧会に来て下さったひととお話ししているときの声。

家族と話す声。

友人と話す声。

相方と話す声。

アライアンスで話している声。


エトセトラ。


以前、友人がわたしの声を

「お風呂場で響いてるみたいな…」と表現してくれたことがあった。

その友人はその声がわたしは好きだなぁと言ってくれた。

そのとき、わたしのあたまのなかのムービーは、もわわと白い湯気につつまれたお風呂で

わわわぁん わんん … と もわわと響く響きを描いていた。

じぶんでも何となくじぶんの声には、ある種のくぐもりを感じているので、なるほどお風呂の声ねぇと思った。



アレクサンダー・テクニーク的にNo Judgment ジャッジしないでこれらの声をおもうと、

どれもかれも 全体としてわたしの声であることにはちがいない。

しかし、ごくごくたまに、じぶんでも聴いたことのないような声が出ることがある。



アレクサンダーのクラスで、あたまがすこやかに首、ながい脊椎のうえでバランスしているとき。

からだのどこもが、同じトーンで、適度なしなやかな張りと重さをもっているとき。

そういうときに、深い、よくとおる、シンプルな、など声を形容することばがみんな含まれているような声が出てくることがある。

そうした声は、じぶんでも素直に受け容れたいような声だと、わたしはいつも思う。

こういう声だったら、いいな。

こういう声で、ひととおはなしできたらいいな、と素直に思う声。



いつもは相手に向かっていきながら、じぶんにくぐもっていくという矛盾した方向性さえあるかもしれないことが、よくわかる。


ストレートなのに、きつくない。


やわらかいのに、伝えられる。





昨日の納谷さんのワークショップでは、背骨と肋骨、横隔膜の立体感と動きをいつもよりも明確におもう瞬間があった。

あ、この立体感。

この立体として動き続けるなかで、声が出るのだったら、あの(未だわたしにとっての)希有な声が出てきそう。

そんなことを思えた。



声については、ことのほか、未整理で、不思議に満ちているような気がする。

音楽みたいに、一音一音、一音一音、ほんとはちがうことが起こっているんだろう。

どうやら「わたしの声」というものが固定的にあるわけではないらしい。

持ち物のようでいて、モノではない。



ようやく、そんな気がしてきました。






次回、納谷衣美さんの声のワークショップは、12月1日(木)です。

場所は、東山三条のコミュニティセンターの和室です。

ご興味のある方は、お知らせ下さい。



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